シンポジウム「日本神話」

 日本社会が歴史観の転換を伴うほどの大きな変動を被る時、必ず記紀神話の見方が変わる。かつて本居宣長が『古事記伝』を書いた時、津田左右吉が『神代史の新しい研究』を書いた時が、そのような時であった。今再びそのような時が訪れているのかも知れない。談論風発、新たな挑戦を始めてみたい。

2024年2月23日(金・祝)12時30分~17時30分(予定)
奈良女子大学Z306(コラボレーション棟3階)
※YouTube「奈良女子大学けいはんな公開講座」チャンネルにてライブ配信
 https://www.youtube.com/channel/UCt41KA5UMak2i6_L4BTLIHA
(YouTubeにて「奈良女 けいはんな ライブ」で検索)
 3月1日(金)18時までアーカイブ視聴可能

【スピーカー】
保立 道久(東京大学名誉教授)
 「高天原神話の主人公はスサノヲ -卑弥呼からの文脈の中で考える」
北條 芳隆(東海大学教授・奈良女子大学客員教授)
 「神武東征譚の背景を考える」
水林 彪(東京都立大学名誉教授・早稲田大学名誉教授)
 「「記紀神話」の歴史的基礎」
小路田 泰直(奈良女子大学特任教授)
「記紀神話再考 -津田史学を超えるために」

【司会】
西谷地 晴美(奈良女子大学教授)

問合せ先:奈良女けいはんな narajo.keihanna@gmail.com